静岡県浜松市にある花浅葱-はなあさぎ-は、
日本の季節や伝統文化を楽しむ
「和」のテーブルコーディネート教室です。

花浅葱のひとりごと

花浅葱の日常

細見美術館

2022年7月19日

こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。

毎日、もの凄い勢いで降ってくる雨と、お昼なのか夜なのかわからないお天気に驚いています。
災害が酷くならないように祈るばかりです。

先日、祇園祭の山鉾立てが始まる頃に、京都に行ってきました。生まれも育ちも関西だったのに、当時はお祭りや伝統的なものに興味がなくて、祇園祭は見たことがありませんでした。
離れてみて、奈良や京都の良さにあらためて気づいます。

それで祗園祭りがみたくて行くことにしたのですが、、山鉾の巡行は間違いなく、見応えがあるけど、人も多いだろうと思い、また、絵付けの先生のすすめもあって、今回は鉾立てを見に行くことにしました。

でも、それをずっと立って1日中見ているわけにもいかないので、長刀鉾の見学の後は、老舗のスマート珈琲店でお昼にしました。主人はランチと珈琲、私はプリンをいただきました。このお店はSNSでも接客と雰囲気が良いと書かれていましたが、本当に気持ち良く、歯切れのよい対応に近くに住んでいたら、常連になること間違いなしでした。もちろんお味も文句なしです!(^^)!

それから、四条通を東に向かって歩き、途中南座横の祗園饅頭で、大好きな六方焼きを買ってから、八坂さんにお参りしました。疫病退散! 疫病退散!! 疫病退散!!! です。

その後のお目当ては細見美術館。染司の故吉岡幸雄の展示が見たくて行く機会を狙っていたのがかないました。はやくいきたくて、タクシーに乗るつもりが、上手く捕まらず、結局歩くことに。日差しがきつく無かったのが幸いでした。

細見美術館に入って、先ず、目にしたのは乞巧奠のしつらえでした。展示は草木染の原料とそれで染められた布が並んでいました、修二会の椿や天皇陛下が即位の時にめされた黄櫨染の染布、紫根染、藍染、茜染などの色とりどりの草木染めの染布は、とても品のある美しさでした。

もう一つの展示・京都老舗の呉服店・ぎをん齋藤の故齋藤貞一郎氏の古布の裂のコレクションでは、古人の巧みさに魅せられました。とても見る価値のあるものばかりでこころの栄養になりました。

充実した1日でした!(^^)!

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