静岡県浜松市にある花浅葱-はなあさぎ-は、
日本の季節や伝統文化を楽しむ
「和」のテーブルコーディネート教室です。

花浅葱のひとりごと

花浅葱の日常

高野山・宿坊に宿泊

2022年8月22日

こんにちは浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。

はや、一週間前になりますが、夏の帰省(実家の草取り、家屋の掃除ともいう)の時に、高野山へ行きました。久しぶりです。今回は西禅院の宿坊に一泊しました。薄曇りの高野山は時々、5分から10分程度のにわか雨が降り、傘は持ってはいたもののその都度、お寺の軒下やお店で雨宿りをしながら、檀上伽藍や金剛峯寺、奥の院を見て回りました。

私は何度となく高野山を訪れていますが、やはり奥の院が一番好きな場所です。入り口からたくさんの石碑が並ぶ大木の杉の道を奥へ進んでいく間にしだいに空気が澄んでいく気がするからです。お大師様が今も祈り続けておられる聖地だからでしょう。私の心も澄んでいくような気がするのは気のせいでないと思っています(願望です💦)

その奥の院の御廟橋を渡り、少し進んだところにある小さな御堂があります。中には弥勒石と呼ばれる大人が片手で持てるほどの石が置かれています。格子の間から片手を差し入れその石に触れて掴むことができます。この弥勒石を持ち上げた時、軽いと感じた人は心が洗われた善人で、重いと感じた人は言わずともお判りでしょうが心が澄んでいない悪人だそうです。

今回もやはり、重いものは重かった・・・・・

心が澄んでいくと感じたのは、私の中の願望だったようです(/ω\)

そんな事も一瞬で忘れ、お大師様に手をあわせ、その後は弥勒石の名前の和菓子が販売されている和菓子屋さん「かさ國」で休憩をして、宿坊に帰りました。

 

夕食は勿論、精進料理ですが、おっと・・・上の写真には、弥勒石が重く感じてしまう所以が写っているようです(-_-;)

夕食後に、写経を申込みに行ったら、「確か、夕食時にビールをお出ししましたよね」って断られてしまいました。皆さん、宿坊は旅館ではないと言う事をくれぐれもお忘れなく・・・

 

翌朝、朝のお勤めに参加し、心を鎮めてから、写経をして高野山を後にしました。合掌

大変、有意義な夏休みを過ごせたと自負しております。

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