静岡県浜松市にある花浅葱-はなあさぎ-は、
日本の季節や伝統文化を楽しむ
「和」のテーブルコーディネート教室です。

花浅葱のひとりごと

花浅葱の日常

椿の香袋

2023年3月20日

こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。

今回の室礼は『修二会』に因んだ椿です。昨年、宮沢敏子先生に教えていただいて以来、とてもお気に入りの香袋です。

皆さんは、東大寺の二月堂で3月の12日の深夜に行われる『修二会』または『お水取り』と言われる行事をご覧になったことはありますか?
二月堂は、旧暦の2月に修二会の法会が行われていたことから、東大寺二月堂と呼ばれるようになったそうです。天平勝宝4年(752年)の奈良時代に始まって以来、途絶えることなく続いている行事で、今年で1272回目だそうです。
修二会の法会は、御本尊の観音様に供える香水(こうずい)を、閼加井屋と言われる井戸に汲みに行くものです。そして、僧侶たちが紅花染めの和紙で椿を作ってお供えします。

日本は、何百年や千年以上続く行事が、たくさんあるとても珍しく、貴重な文化がある国ですよね。私は、文献で調べたり、教えていただいたりして日本の歴史や文化を知るにつれ、自分の国をとても自慢に思うようになりました。お教室では『テーブルコーディネート伝統文化』の講座でそんなことをお伝しています。興味のある方は下記をご覧ください。基礎講座以外は、単発でも受講できます。

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