二十四節気・大寒
2023年1月20日
こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。
今日、1月20日は大寒(新暦1月20日頃)または(20日頃~2月3日頃の期間)です。二十四節気の最後の節気。寒中の中日で寒さが最も厳しい頃です。
が、このところこの季節にしては暖かい日が続きました。あーやっぱり温暖化で『大寒』も言葉だけになってしまうのかなぁと思っていましたが、寒波が近づいているようです。寒いの嫌!!と思う反面、ちょっとほっとしています。加速していく気候変動に踏みとどまって欲しくて自分に出来ることをしつつ、地球がんばれと心の中で、エールを送ってます( `ー´)ノ
一か月以上、もしくは昨年末だったか、定かではありませんが、土曜日の夕方にテレビを見ていて、
【白小豆】なるものを初めて知りました。見た途端どうしても食べたくて、横で一緒にテレビをみていた主人をせっついて購入してもらいました。届いた【備中夢白小豆】は白くて、本当に小豆か?って疑いましたけど、善哉にしていただいたら、しっかり小豆の風味と味がして、とっても美味でした。
話が変わりますが、私が浜松に来て間もない頃、餡子屋さんにで『おしるこ』という言葉が目に留まりました。『ぜんざい用の餡子』ではなく『おしるこ用の餡子』と書いてあったのです。浜松の人は『ぜんざい』より『おしるこ』が好きなんだと思ったのですが、実は私の思っている『おしるこ』と浜松の人の『おしるこ』は違っていました。関西の『おしるこ』は小豆の皮を漉してつくり、『ぜんざい』はそのままの小豆で作ります。ところが浜松では『おしるこ』とは『関西のぜんざい』のことでした。浜松の人は『関西のおしるこ』はあまり食べないようですね。
因みに私はよく善哉を作ります。特にこの季節、お餅がたくさんあったり、友達が遊びに来た時に美味しいものを食べてほしくて、ことこと小豆を煮ます。
古来より小豆の赤は、厄除けや邪気払いの力があると信じられていた縁起の良いものでした。お赤飯や小豆粥、厄除け団子など季節の節目やお祝い事に、みんなに好んで食されてきた『日本の伝統食』です。小豆大好きです。