四つ碗
2022年8月3日
こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。
久しぶりの器ごとです。
7月の伝統文化のテーブルコーディネート講座で、昼食を生徒さんにお出しする時に、利休形の四つ碗を使いました。実はまだまだ勉強不足なので、正しい使い方とは言い難いですが、木地呂塗の隅切盆にのせて、おだししました。
同じ四つ碗でも朱塗りの四つ碗は、お寺の精進料理や仏様にお供えする時に使われます。以前、可睡斎の精進料理教室の時も朱の椀でいただました。
そして、黒の椀はお茶事に使われます。
今回は決まりごとに囚われず、自由に使いました。軽くて、手にしっくりくる塗の椀は、飾り気をそぎ落とした機能美がとても美しいです。重いはずの黒が、かえって涼し気に感じられました。
この日も献立は、
夏野菜の冷やし葛仕立て
インゲン豆の胡麻和え
茄子の田楽
バターカボチャの冷製スープ
枝豆と梅干の混ぜご飯
と、ほぼ精進料理のようなものでした。
いつも、このように伝統文化の講座での昼食は地元野菜中心のものばかり。普段のご馳走で疲れた胃腸に休んでいただいてます。
8月後半の伝統文化のテーブルコーディネート講座は『重陽の節句』がテーマです。ご興味のある方は、
から、お申込みいただけます。少人数制のため、お席が少ないですのでお早めに。また、お2人以上でしたら、日程のご相談に応じさせていただきます。