春のほろ苦い味覚・つくし
2022年3月28日
こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。
すっかり辺りの桜は満開を通り過ぎて、花びらが風に乗って舞い始めましたね。
満開の桜はこころをウキウキさせてくれるけれど、花びらが舞い落ちる中にいると、もののあわれを感じ、しんみりした気分になります(#^^#)……
でも、そんなのはほんの僅かなあいだ、
春は芽吹いた旬の食材が、こころをまた、ウキウキさせてくれます。
蕗の薹、たらの芽、菜の花、土筆・・・・・・
ちょっとクセになるほろ苦さですよね。
先日、服をヒッツキムシまみれにしながら、意地になって土筆を採りました。
毎年、気が付けば、旬の土筆は終わり、穂先が開ききったものばかり…
来年こそは、思いつつ数年をやり過ごしていました。
だから、意地になって採ってしまいました。
そして、ちょっと後悔しました。取っても取っても終わらないはかま取りに。
何んとか、はかまを取り終え、下ごしらえも済ませた後は、
ささやかな充実感にしばしひたりました。
後は、つくだ煮、おひたし、卵とじ、天婦羅と後悔も忘れて、
美味しくいただいのは言うまでもありません。
『ありがとう!!!』 季節の恵みに、感謝です。