静岡県浜松市にある花浅葱-はなあさぎ-は、
日本の季節や伝統文化を楽しむ
「和」のテーブルコーディネート教室です。

花浅葱のひとりごと

花浅葱の日常

古都・奈良

2022年6月5日

こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。

先週末に奈良の実家に里帰りしました。
梅雨が来る前に、お庭の草取り、庭木の手入れのための里帰りです。決して優雅な観光目的ではないんです(-_-;) 暑い、しんどい、疲れるのご褒美を労働の前に貰うことにしました。

浜松から直行した久しぶりの奈良公園、私の目的は、春日大社と二月堂。主人の目的は奈良国立博物館の特別展・『大安寺のすべてー天平のみほとけと祈り』でした。先に主人の目的に付き合い、しばし仏像とにらめっこ。その後、奈良公園の木洩れ陽が注ぐ参道を歩いて、春日大社に向かいました。

朱塗りの柱と翠の格子が鮮やかな春日大社は、藤原氏の氏神様として平安時代にもっとも栄えていました。その昔は藤鳥居は、藤原氏の人しか通れなかったそうです。

春日大社の社紋『下り藤』にもなっている藤の花はさすがに花は終わっていました。ひと房が1mにもなる『砂ずりの藤』を見た記憶はおぼろげなものだったので、もう一度見たかったのですが、残念…
国宝の大宮の特別参拝入り口から入り、小さなお社を回り、灯篭の並ぶ回廊を通って本殿にお参りしました。学生時代に恩師の家から、薪能に行ったのをふと思い出しました。

次に向かったのは、二月堂。春日大社から若草山の前を通り、二月堂にたどり着きました。

二月堂に是非、行きたかったのは、今、二月のお水取りの時の椿を模した香袋を作っているいているから。お恥ずかしい限りですが、奈良で育って大仏殿は何回も訪れているのに、二月堂の場所すら知らなかったからです・・・・・・・

初めてお参りした二月堂は、何とも言えない人を引き付ける魅力的な雰囲気でした。御朱印を頂いているときに、書いて下さるおじさんが、JR東日本のPRの撮影場所を教えてくれました。

なり切って写真を撮ると言いよって。しかし、主人をモデルに写真を撮ってはみたものの、時間は夕暮れどき近く、お日様が傾き逆光だったので、ポスターの様にはいきませんでした。そして、とうとう時間切れ、もっと色々と訪れたかったけれど、また今度と言う事で後ろ髪引かれる思いで、帰途につきました。

また、秋に来れたらいいなぁ~

 

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