二十四節気・寒露
2022年10月8日
こんにちは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。
今日、10月8日(または10月8日~10月22日)は二十四節気の17番目の節気、寒露です。
朝夕が肌寒く感じられるようになり、深まり行く秋を実感し始めるころです。
最近はあの夏の暑さが嘘のような気がするこの頃です。
今日は、二十四節気の寒露ですが、二度目の月見・十三夜の月見の日でもあります。
十五夜の月見の由来は中国・唐代の中秋節が伝わったものですが、十三夜の月見もするのは、日本だけの風習です。江戸期には十五夜の月をながめて、十三夜の月を眺めないことは「片見月」といって縁起が悪い、忌むべきものとされていたほどです。
その始まりは、平安期の宇多法皇が「十三夜の月を並ぶものがないほど美しい」といって愛でたことだとか。因みに、十五夜の月見の宴を宮中で催したのとされる最初の記録は、宇多法皇の時でもあります。
十三夜は、「豆名月」「栗名月」「小麦名月」とも呼ばれました。この季節の特別に美し月を、旬の野菜や果物を供えて、五穀豊穣を祈る日本独自の美しい風習です。
今夜は、季節の恵みの栗や芋などをお供えして、お月さまと一緒に秋の味覚に舌鼓を打ち、グラスを傾けてみませんか?
もちろん、私はそのつもりです(#^.^#)