夏越しの祓えに今年も
2023年7月2日
こんばんは、浜松市の「和」のテーブルコーディネート教室・花浅葱です。
今頃ですが、金曜日の六月三十日に今年も引佐の井伊谷宮での『夏越しの祓え』に行ってきました。お天気はあいにくの雨。通常は神社の境内で行われる『夏越しの祓え』の神事ですが、結構な雨だったため、祓えの神事は拝殿の中で行われました。
でも、茅の輪くぐりは雨であっても、傘をさして行うことになっていました。ところが不思議と神事が無事終わり、茅の輪くぐりのために境内に出ると日が差し、雨がやんでいました。
神様のお祓いが無事に終わったようでした。
井伊谷宮の大きな茅の輪は、毎年、氏子のおじいさまが地元の茅を使って作られています。
その方が社務所の軒先で、今年も朝に採ってこられた茅で、小さな茅の輪の作り方を実演で教えていらっしゃいました。私も教えていただきましたが、上手くできなかったので、おじいさまが作られたのをいただきました。藁をなうように茅を左巻きにない、最後は丸く結ぶのですが、なかなか難しく見た通りにはいかないものですね💦
早速、玄関に取り付け、我が家の疫病退散。大晦日の大祓え迄、平和に過ごせますように。
六月三十日の『夏越しの祓え』に水無月という和菓子を食べる習慣があります。水無月は白の外郎の生地に小豆を乗せ、三角形に包丁された菓子です。水無月の上部にある小豆は邪気を祓うため。小豆の赤は昔から邪気を払う色と信じられていました。三角の形は暑気を払う氷を表しています。この季節の和菓子です。美味しいですよ。